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関西圏シェアNo.1達成の舞台裏! オリエンタルベーカリーのこだわりと挑戦に潜入取材

はじめに 業務用パン市場を席巻するオリエンタルベーカリーの実態とは?

関西圏の業務用パン市場において 圧倒的なシェア を誇る「オリエンタルベーカリー」。
本記事では、代表取締役社長 原田 幸博氏 へのインタビューを通じて、創業から現在に至るまでの経営戦略、パン業界の課題、そして未来展望 を深掘りする。
なぜ彼らは 関西No.1 になれたのか?

「ただのパン屋」では終わらない、彼らのビジネスモデルと経営哲学に迫ります。



目次

オリエンタルベーカリーの歴史 〜 小さなケーキ屋が業務用パンの巨人になるまで〜

関西No.1のパンメーカーになるまで – 55歳で社長就任、改革の始まり 
最大の試練 – コロナ禍の影響と経営危機 
業界をリードする物流戦略 – 「自社配送」にこだわる理由 
パン業界の自動化 – 成功と失敗から学ぶ 
未来への挑戦 – アレルギー対応パンと健康志向 
新たな販売戦略 – 無人ロッカーでのパン販売 
まとめ:オリエンタルベーカリーの成功法則 





■ オリエンタルベーカリーの歴史〜 小さなケーキ屋が業務用パンの巨人になるまで〜


| 創業のルーツ – ケーキ屋からのスタート


戦後の混乱期、原田社長の父は 「ケーキ屋」 として事業をスタートさせた。
当時のケーキは バタークリーム が主流。しかし、時代の流れとともに 生クリームが普及 し、バタークリームのケーキは衰退。
生き残るための決断 を迫られた原田家は、新たな市場として 「パン業界」 へと舵を切った。

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| 業務用パン市場への転身 – 競争を避けた市場選定


ただのパン屋では、大手と戦えない。
そこで、オリエンタルベーカリーが目を付けたのは 「業務用市場」。
一般消費者向けのパン屋ではなく、病院・介護施設・学校など、安定した需要がある市場に特化 することで独自のポジションを確立した。
この戦略が、のちに 関西No.1の業務用パンメーカー へと成長する礎となる。




■ 関西No.1のパンメーカーになるまで – 55歳で社長就任、改革の始まり


| 55歳での決断:社長就任と経営改革


20年前、原田社長が55歳でオリエンタルベーカリーの社長に就任。
当時の経営課題は 「営業力」と「製造体制」 の強化だった。

✅ 営業戦略の見直し

  • 社長自身は「製造」に集中し、営業は義理の弟に任せる。
  • 飛び込み営業ではなく、継続取引を重視。

✅ 製造体制の改革

  • 効率化のための 自動化の導入。
  • 「少量多品種」対応のため、オペレーションを改善。


この改革が、オリエンタルベーカリーの 急成長の原動力 となった。





■最大の試練 – コロナ禍の影響と経営危機


| 売上50%減! 最大の赤字3億円

  • 2020年4月、新型コロナウイルスの影響でパンの需要が激減。
  • 売上は40〜50%ダウン、一時的に 月間3億円の赤字 に。
  • 「このままでは潰れる」と覚悟を決めた原田社長。


| 経営危機を乗り越えた施策

  • 国の助成金をフル活用 し、社員の雇用を確保。
  • 配送ルートの見直し、コスト削減、在庫管理の最適化を進める。
  • 「生き残るための戦略」を次々に実行。


結果として、コロナ禍を乗り越え、さらなる成長への基盤を築いた。





■ 業界をリードする物流戦略 – 「自社配送」にこだわる理由


| 病院・介護施設向けの配送システム


オリエンタルベーカリーが 他社と一線を画すポイント は、自社配送 にこだわること。

  • 佐川急便・ヤマト運輸ではなく、自社トラックを活用。
  • 「毎日決まった時間にパンを届ける」ことで、病院・介護施設の信頼を獲得。


「配送の質」が、オリエンタルベーカリーの 最大の競争優位性 となっている。

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■パン業界の自動化 – 成功と失敗から学ぶ


| 「 半自動化」で効率を最大化

  • 100%の自動化は難しい が、一部工程を「半自動化」することで効率アップ。
  • 少量多品種のパン製造に対応する独自の仕組みを構築。


| 失敗した自動化の例 – ロボット導入の誤算

  • 展示会で見たロボットを導入するも、現場のニーズと合わず失敗。
  • 「現場の声を聞かずに機械を入れても意味がない」 という教訓を得る。





■ 未来への挑戦 – アレルギー対応パンと健康志向


| アレルギー対応パンの開発

  • 卵・乳不使用のパン を開発し、小中学生や病院向けに提供。
  • 今後はグルテンフリーのパンも展開予定。
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| 「無塩パン」の開発

  • 病院からの要望 で無塩パンを開発。
  • 塩を使わず、豆乳や糖分を活用して味のバランスを調整
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■ 新たな販売戦略 – 無人ロッカーでのパン販売


| 工場・企業向けの「無人ロッカー販売」

  • 100円・200円のロッカーにパンを設置 し、従業員が気軽に購入できる仕組みを導入。
  • 食堂がない工場やオフィス向けの新しい販売モデル。
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■ まとめ


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オリエンタルベーカリーの歴史を振り返ると、その最大の強みは 「市場の変化に応じて柔軟に事業を転換してきたこと」 にある。

市場の変化に柔軟に対応し、独自の物流システムを築き、現場の声を活かした自動化を進めながら、新しい商品開発にも積極的に取り組んでいる。

これからも 業務用パン市場をリードし続ける存在 であり続けることは間違いない。
彼らの挑戦は、今後も業界内外から大きな注目を集めるだろう。

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【会社概要】

社名:株式会社オリエンタルベーカリー
創業:1950年3月
設立:1957年4月
本社所在地:大阪府大阪市浪速区元町1丁目3番2号
事業内容:業務用パンの製造・販売(ホテル、機内食、レストラン、カフェなど外食産業向け)
生産拠点:

  • 泉佐野工場(大阪府泉佐野市)
  • 京都工場(京都府精華町)
  • 千葉工場(千葉市花見川区)

営業拠点:東京、横浜、千葉など全国展開
資本金:7,000万円
売上高:112億2,000万円
特記事項:関西圏の業務用パン市場でシェアNo.1を誇り、全国シェアNo.1を目指して事業を拡大中。2022年には千葉工場・千葉営業所を開設し、さらなる成長を続けている。




【interviewer】Robots Town株式会社 代表取締役社長 白坂紳滋

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